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2015/10/28

2015年10月香港旅行の記録

西営盤(Sai Ying Pun)をブラブラしてみました。古い建物がいくつかあるみたい。

まずは、英皇書院(King’s College)、法定古蹟に指定されています。現役の学校。


正門玄関の脇から。風格あります。手前のレンガは長手積み。奥の建物はアメリカ積み、長手積み数段+小口積み一段を繰り返す積み方。


この扉の周りのレンガはアメリカ積み。


坂の高低差を利用した中庭。


学校のお隣に薄っぺらい高層マンション建設中。


こちらは、旧賛育医院(Old Tsan Yuk Maternity Hospital)。今は西區社區中心(WesternDistrictCommunityCentre)。香港三級歴史建築です。第三街と西邊街の角。


レンガは、小口積みの段と長手積みの段を交互に配置する、イギリス積み。鎧戸が素敵。

西區社區中心のすぐお隣に、第二街公衆浴場があったみたい。見逃してしまいました。第二街と西邊街の角。ピンク色の二階建てで、現役の浴場。日本だったら公共の建物、ピンク色にしないですね。

このあたりは坂の街。


振り返れば坂を下った先に海。



英皇書院(King's College)
https://zh.wikipedia.org/wiki/英皇書院
般咸道63號A

西區社區中心(WesternDistrictCommunityCentre)
https://zh.wikipedia.org/wiki/西區社區中心
西邊街36號A

2015/10/27

2015年10月香港旅行の記録

泊まっていたホテルから徒歩10数分のところに高街という通りがあり、古い建物があるらしいということで、見に行ってきました。まずは西営盤社区総合大楼。重厚感のある立派な外観で回廊も美しい。




新しい建物の中に古い門の一部。取り壊した方が楽だっただろうに、わざわざ残してあるのが嬉しいです。


wikiによると、元精神病院で、第二次大戦時は日本軍により刑場として使われ、向かいの公園は乱葬崗とされた、とのこと。色々と曰く付き。でも建築物として美しいので、人気の写真撮影スポットになっているみたい。この公園のガジュマルはそんな移り変わりをずっと見てきたのね。


西営盤社区総合大楼のお隣にある、東辺街美沙酮診所。正面玄関がとても趣があるので、写真撮影。現役の病院なので、さすがに中には入らず。「methadone clinic」と看板があったので、調べてみると「麻薬中毒患者のための診療所」らしいです。後で写真を見返すと、「許可なく写真撮影禁止」とか「患者のプライバシー尊重して」という張り紙があちこちに。香港二級歴史建築なので、見に来る人が多いのでしょう。全く気付かず写真を撮ってしまってごめんなさい。

裏側からの外観だけ。建物脇の階段も素敵。



西営盤社区総合大楼
高街2號

東辺街美沙酮診所
東邊街45號

どちらも、MTR西営盤(Sai Ying Pun)駅C出口からすぐ。

2015/10/25

2015年10月香港旅行の記録

油街實現(Oi!)という二級歴史建築を見に行ってみました。


1908年建設、元は香港皇家遊艇會のクラブハウス。5年ほど前、この向かいにあるハーバーグランドホテルに泊まった時は、工事用フェンスで囲われた廃墟でした。今にも崩れそうなボロい建物に、いろんな資材が放置されて、いかにも荒れてる様子。建設当時はおしゃれだったであろうレンガ壁が、ただ朽ちているだけなのが物哀しかったです。


数年前にリノベーションし、油街實現というアートスペースとして一般にも公開されています。MTR炮台山駅近く。油街と電氣道の角にあります。


展示中だったのはこれ。
http://www.lcsd.gov.hk/CE/Museum/APO/en_US/web/apo/oyip_sparkle_lets_art.html

現代アートを見ても「うーん、、、」という唸り声しかでません。アート的センスとか感性とかが欠けた生活を送っているので。さらに広場では、創作ダンスの練習中。バレエとかミュージカルさえ見ない凡人には理解不能な世界観。

現代アートに造詣が深くなくても、古い建物好きにはたまりません。スクラップアンドビルドの時代がもっと早くに終われば良かったのに。

油街實現(Oi!)
香港北角油街12號
http://www.lcsd.gov.hk/CE/Museum/APO/zh_TW/web/apo/oi_visit.html

中国語のwikiですが、古い建物のリストがあります。
香港法定古蹟 https://zh.wikipedia.org/wiki/香港法定古蹟列表
香港一級歷史建築 https://zh.wikipedia.org/wiki/香港一級歷史建築列表
香港二級歷史建築 https://zh.wikipedia.org/wiki/香港二級歷史建築列表
香港三級歷史建築 https://zh.wikipedia.org/wiki/香港三級歷史建築列表

2015/10/19

2015年10月香港旅行の記録

美荷樓生活館(Heritage of Mei Ho House)という博物館へ行ってきました。MTR深水埗駅から徒歩10分ほど。

元は公共の団地だった建物がリノベーションされ、ユースホステル(YHA美荷樓青年旅舍)になっています。その一角が美荷樓生活館として、団地時代の様子が再現されています。コの字型の右側が美荷樓生活館です。入場は無料。


団地建設の経緯から、時代と共に移り変わっていく生活の様子などが展示されています。生活用品にプラスチック製品が見当たらない時代から、家電が揃い、各部屋にトイレ、シャワーが付く時代まで。


家電は日立、サンヨー、ナショナルなどで、子どもが貼ったであろうシールはアラレちゃん。昭和の香りも満載です。


最低限の部屋数で、必要なものは工夫して収納。昨今流行りのミニマリスト的暮らしを実践できそうです。



団地に住んだことはないし、ご近所の生活音すら不快で他人との距離を取りたいので、団地には絶対住めませんが、なぜか団地を見ると心が浮き立ちます。

美荷樓生活館(Heritage of Mei Ho House)
香港九龍深水埗石硤尾邨41座
火曜〜日曜、9:30am〜5:00pm

2013/03/07

2013年2月香港旅行の記録

科記咖啡餐室に朝食を食べに行った時に、斜め前にあるこの廟が目に留まりました。


2階に「済公聖佛」と書かれた看板が掲げられ、線香の煙で周辺は霞んで見えます。供えられたばかりの大きな線香から、燃え尽きそうな小さな線香まで。参拝者が絶えないのでしょう。

住宅街にポツンと佇み、赤く塗られた壁が要塞のようで、ある意味異様な雰囲気を醸し出しています。これだけの煙と匂いが立ち込めているのに、隣の建物は窓が開いている部屋が多く見られます。東華三院の老人ホームのようですが、これが日常だから気にならないのでしょうか。

開放時間は、9時から17時まで。人の気配があったので、中を見ていいか尋ねてみたかったのですが、夫が嫌がったのでやめました。観光客が簡単に足を踏み入れられるような雰囲気ではありませんでした。


どういう廟か気になったので、調べてみました。古物古蹟辦事處のサイトに説明があるので、訳してみました。香港二級歴史建築に指定されています。

1850年代に建設された「廣福義祠」は、通称「百姓廟」と呼ばれる廟で、中国本土から香港に働きに来て、亡くなった人々の位牌を収容。死者の魂が安らかに眠るよう祈りを捧げる「済公聖仏」、「地藏王」は正殿で信仰の対象となり、位牌は後殿に祀られた。
<原文>Built in the 1850s and popularly known as the “Pak Shing Temple”, Kwong Fook I Tsz accommodated the tablets of the deceased Mainland Chinese who worked in Hong Kong. Kshitigarbha Buddha, who bestows blessings on the spirits of the deceased to rest in peace, and Ji Gong (Daoji) were worshipped in the main hall, while the rear hall accommodates the tablets.
廣福義祠俗稱百姓廟,建於1850年代,用以供奉遠道來港謀生而客死異鄉的華人靈位。祠正殿主祀地藏王,使亡魂得以安息,亦供奉濟公活佛;後殿是坊眾的百姓祠堂。
また、wikiによると、香港では有名な東華グループがこの辺りの歴史に関係があるようです。ちなみに東華医院はこの廟のすぐ近くにあります。更に詳く、東華三院のサイト、http://www.tungwah.org.hk/upload/publications/CorporateBrochure2013_Outline.pdf に書かれているので要約してみました。

「廣福義祠」は、1851年、先祖の位牌を安置するために、太平山街に小さな廟が建てられたのが始まり。次第に、病気や貧窮した人々の避難所となり、不衛生な状態に。ついには、政府や香港市民の関心を集めるようになる。近隣に病院を作るため、基金が集められ、1872年、香港で最初の華人醫院として東華医院が開設。貧しい人に無料で医療サービスと漢方薬の提供を始める。


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廣福義祠(百姓廟) 香港島上環太平山街40號
Google mapには、「百姓廟済公聖仏」と登録されています。
wiki:http://zh.wikipedia.org/wiki/廣福義祠
古物古蹟辦事處:http://www.amo.gov.hk/b5/trails_sheungwan1.php?tid=25


関連記事:科記咖啡餐室で豬扒を食べる

2010/02/01

South China Morning Postによると、47J Ma Tau Wai Rd, To Kwa Wan(土瓜灣馬頭圍47J)、1955年建設、高さ22メートル。一階は鞄屋。同じようなビルが5棟、Ma Tau Wai Rdに面して建っていて、一番端の建物の半分(幅5メートル)が倒壊しています。China Dailyの記事では住所は、45 Ma Tau Wai Rdとなっています。

このあたり。

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South China Morning Postはログインしないと詳しい記事が読めませんが、China Dailyに詳しい記事があります。
http://www.chinadaily.com.cn/china/2010-01/30/content_9401882.htm

カオス化した香港が好きだっただけに、人がなくなる事故になってしまったのはショックです。

【1月30日 AFPBB News から引用】
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/accidents/2689005/5251949
香港・九龍(Kowloon)地区で29日、5階建ての集合住宅が倒壊した。30日になって4人の遺体が収容されたが、救助隊はがれきの下敷きになっているとみられる残る1人の捜索を進めている。

建物の管理者は、今月このビルの改修命令を受けたが、建物の状態は閉鎖しなければならないほど悪くはなかったと話している。事故当時このビルでは改修工事が行われていたが、倒壊の原因は分かっていない。

倒壊した建物は1950年代に建築されたもので、目撃者がテレビ局RTHKに語ったところによると、建物はごく短時間で崩れ落ちたという。ある目撃者はケーブルテレビの取材に対し、「壁から砂やタイルが落ち始め、女性が窓から逃げようとしているのが見えた。その15秒ほど後にビルがドミノのように崩れた」と語った。

英語日刊紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(South China Morning Post)は今回の事故について、「この種の事故としては過去数十年で最悪」と伝えている。倒壊の影響を受けた約100人は2か所のコミュニティーセンターに分かれて夜を明かした。

人口密度が高く、早いペースで再開発が進んでいる香港では、超高層ビルの合間に古い住宅街が点在している。当局は築50年を超える建物すべてについて、緊急強度検査を行うよう命令した。

2010/01/10

2009年10月香港旅行の記録

香港では日常的に見かける風景です。建物建築中やリノベーション中の足場は竹です。低層、高層、超高層関係なく竹です。

以前テレビで、足場を組む職人を養成する学校があると紹介されていました。竹は軽くてしなりがあり、鉄筋の足場よりも重宝されているそうです。


頭上注意です。崩れたりする心配はなさそうですが。このイラストが文化大革命時代っぽくて味があります。


ただこの竹の足下を見ると不安になります。つま先立ち状態です。ここで全てを支えているのかと思うと不安です。


「竹を割ったような性格」などと言いますが、この足元、何かのはずみでスパッと亀裂が入ってきれいに裂けてしまったりしないのでしょうか。

2008/03/24

香港が好きな理由はいくつかあります。そのひとつが香港が持つ「混沌とした美」です。

パッと見はゴチャゴチャしているだけかもしれないけれど、そこに美しさを感じます。そういう人は少なくないようです。

例えば、アパートの窓枠。各部屋の住人がそれぞれ好き勝手に窓枠をカスタマイズしており、外から見ると色、形、デザイン、全く統一感は感じられません。建物の見た目は無視されています。まわりから美しい、きれいだと思われようという意図がないようです。だが、アパート全体を見渡して見ると不思議に美しいのです。


かしこい旅、エクスペディア