2013/04/03

2013年2月香港旅行の記録

MTR砲台山駅と天后駅の間に、「木星街」というトラムの停留所があります。


英語で「Jupiter Street」。「ジュピター」という響きが良いです。「木星街」という通り名から取ったようです。100メートルほどの短い通りで、かっこいい名前ですが、この通りには特にこれといった見所はありません。いたって普通の通りですが、この通り名を見るだけで幸せな気分になります。

木星街で唯一気になるのは、トラムからも見える「乒乓中心」という看板。「兵」の右のはらいがないのと、左のはらいがないもの。


香港の街中でたまに「乒乓」と入った看板を見かけるのですが、読み方も分からなくて漢字変換もできないので、調べることができず、勝手に「ヘイヘイ」と読んでいました。夫がiPhoneの中国語辞書アプリを持っていて、手書き入力できるので、調べてくれました。「乒乓」は「卓球」のことでした。北京語では「ピンパン」と発音するそうですが、広東語で何と発音するかは分かりません。

夫が使っている辞書は、「超級クラウン中日・クラウン日中辞典」です。三省堂の「超級クラウン中日辞典」と「クラウン日中辞典」を搭載した iPhone/iPod touch/iPad用電子辞典アプリケーションです。すべてのデータはアプリに含まれるため、ネット接続は不要です。音声データも収録されています。
木星街の一本南の通りは、「水星街」です。英語で「Mercury St」。これまたかっこいいです。「マーキュリー」という響きも良いです。こちらには、茶餐廳などの食べ物屋さんが並んでいて、銅鑼湾街市もある庶民的な雰囲気です。他にも惑星の名前が付いた通りがあるのか気になって、ちょっと調べてみましたが見当たりませんでした。


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