2010/02/02

2009年10月香港旅行の記録


ワンチャイの金鳳茶餐廳にパイナップルパンを食べに行きました。

今までパイナップルパンの存在は知っていましたが、食べたことがありませんでした。でも蔡瀾(チャイラン)氏がこの本で紹介しているので、ちょっと行ってみるか、と軽い気持ちで行ってみました。いつも行列ができていると書かれていたのですが、タイミングがよかったのかすぐ席に付けました。


まずは、エッグタルト(蛋撻)。香港風の焦げ目がないもの。


そして、パイナップルパン(菠蘿油)。


今まで完全にナメてました。どうせ日本のメロンパンみたいなもんだろう、と。形がパイナップルっぽいだけの、ただのパンだろう、と。

一口食べて驚きです。バターが挟まれているのですが、パンの甘さとバターの塩気が絶妙なのです。バターは塗られているのではなく、挟まれているのです。バターが融けていないところが美味しさの秘密かもしれません。食感もパンの上部はサックリ、下部はしっとり。カロリーとか塩分を考えずに、毎日食べたい美味しさです。


アイスミルクティー(凍奶茶)です。ここのは味が薄くならないように、氷を入れないのがこだわりだそうです。

私は牛乳が苦手です。コーヒーに牛乳を入れるのは好きなのですが、紅茶に入れるのは苦手でした。紅茶に牛乳を入れると、牛乳の乳臭さが増すのです。でもある時、香港でアイスミルクティーを飲んでから大好物になってしまいました。

なぜ苦手なものを飲んだのかというと、香港でアイスティーを注文すると、ストレートかレモンかミルクかを聞かれず、自動的に甘いアイスミルクティーが出てくることをすっかり忘れていたのです。それで仕方なくアイスミルクティーを飲んで、日本のアイスミルクティーとは全然違う!!と気づいたのです。濃さが違います。相変わらず日本のミルクティーは苦手ですが、香港のミルクティーは毎日飲みたいくらい大好きです。

二人分で、お会計は45HKD。


茶餐廳のテーブルは、上にガラス板がのっています。注文した品が揃うと、伝票はテーブルとガラス板の間に挟まれ、落ちないように折り目も付けられます。

この時は相席になった女の子たちの伝票の折り目が甘かったらしく、ガラス板の奥に入り込んでしまい困っていました。ガラス板を持ち上げるのを手伝ってあげると、英語で「日本人ですか?」と聞かれました。「はい」と答えると、日本語で「ありがとう」と言ってくれました。

日本語でお礼を言われたのもうれしいですが、何より日本人と分かってくれたことがうれしいです。夫はどこの国へ行っても中国人(大陸系)と間違われるので。

食べ終わってお店を出ると行列ができていました。


金鳳茶餐廳 Kam Fung Cafe
灣仔春園街41號

0 コメント:

コメントを投稿


かしこい旅、エクスペディア