特にアンティーク・ブロカント好きでもないですが、パリに来たので取りあえず蚤の市へ行ってみよう、ということで、土曜日に行ってみました。クリニャンクールは以前行ったことがあるので、ヴァンヴの方へ。
ファイヤーキングっぽい、と思ったものの実物を触ったこともなく、知識もなかったけれど、そのマグがとても気になりました。
マダムによると、アルコパル(その場で聞いたが、すぐに忘れてしまい、後でネット検索)というフランスのガラスメーカーが作った広告用のマグで、別名ミルクグラスといい、強化ガラス製。70年代のものらしいです。アンティークではなく、ブロカントです。『mobil』のロゴ入り。ファイヤーキングというといかにもアメリカっぽいけど、これはちょっとヨーロッパっぽいです。
あまりロゴとか大きい柄ものは好きではなかったけれど、これは気に入ってしまい、2つ購入。ひとつ5ユーロ。使用感なく、キレイな状態です。
来た道を戻りながら、ほかのお店にも色違いが置いてないもんかね?と、行きよりもしっかり見ながら駅に向かっていると、路上に直置きにされた薄汚れた段ボールの中で、ガラクタに混じって顔を出していました。マグではなく、ピッチャーでした。厚いホコリをかぶって黒く煤けたようになっていたけれど、さっきのマグと同じ柄。5ユーロでした。
関西人ですが、こういう所で値切るのは苦手です。3つとも言い値で買ってしまいました。車とか家電製品は値切れるのですが。
行きはメトロで来ましたが、帰りはトラムに乗ってみました。
夫は古着は苦手なのに、ブロカントの食器は大丈夫なようです。飾りではなく、実際に使っています。食洗機も大丈夫だそうですが、ペイントが剥げたら困るので、めんどくさいですが手洗いしています。
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