香港はいつ行っても至る所で工事をやっています。特に香港島の北側にある、中環のスターフェリー乗場付近は、どこまで埋め立てられて行くのか気になります。ちょうど、スターフェリー乗場から中環駅まで続く有蓋行人路(屋根付きの歩道橋)を歩いていると、工事の様子を見下ろせるのです。
2009年はこんな感じでした。
土が入り、キレイに均されています。
郵政総局の壁が突っ張り棒みたいな金具で支えられ、強度は大丈夫かと、見ていて不安になってしまいます。
そして2011年はこんな感じ。
埋め立て工事はさらに進み、郵政総局の突っ張り棒はそのままですが、、煉瓦が敷き詰められるようです。遊歩道にでもなるのでしょうか。
さらにその北側には、立派な道路ができています。
2007年版の地図を見ると、郵政総局のすぐ北側が海でした。この潔い変わりっぷりが香港なのです。せめて変わる前の姿を記憶にとどめておきたいのですが、忘れていってしまうのが悲しいです。移転前の中環碼頭も何度か利用しているはずですが、どんな風だったか、もう覚えていません。フェリーを下りた後、薄暗い通路を通ってMTR中環駅まで歩いたような記憶があるのですが、それが中環碼頭の記憶なのかどうか確信がありません。どこかで写真を見て、「ああ、こんなだったのか」と刷り込んでしまったのかもしれないです。
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