宿泊していたトレーダースホテルから徒歩15分の場所にある、新興食家に散歩がてら朝食を食べに行ってみました。早朝3時から営業していて、地元の常連客で混み合っているローカル色の強い飲茶のお店です。
満席で座る席を見つけられず困っていると、常連さんが席をつめてスペースを作ってくれました。
慣れない手つきで洗杯をしていると、同じテーブルの人たち皆に珍しそうに観察され、ひとりのオヤジが片言の英語で「日本人か?」「どうしてこの店を知ったのだ?」と尋ねてきました。「ホテル近くの飲茶のお店をOpen riceで調べたら、ここが出できて評価が高かったのです」というのをかいつまんで、「ネットで調べました」と答えると、妙に感心して、周りの人にも説明していました。他の人は比較的年配の人たちでしたが、「ネットにこの店が?」みたいに、ちょっと盛り上がっていました。
お店のおばちゃんたちがトレーに熱々の蒸篭を積んで、狭い通路を回ってきます。中身を確認し、欲しいものがあれば、テーブルに置いてもらいます。お店の奥にも出来上がった蒸篭がたくさん積まれているので、そこから取ってもよいみたいです。
テーブルに回って来た蒸篭を取ろうとすると、相席のおばちゃんが、「それよりもっとおススメのがあるヨ。もうすぐ蒸したてのが出て来るから待ちなさい。」と言う。広東語は全く分からないけれど、多分こんな感じのことを言っていたと思います。その後回って来た別の蒸篭を指して「これ?」と確認すると、「そうだ。それを食べなさい。」と。おばちゃんに従って、その中身が何だか分からない蒸篭を取ると、そのおばちゃんは何だか満足そうでした。
おばちゃんおススメは、これです。湯葉に包まれていますが、中身は何かは不明です。料理はどれも美味しかったですが、なによりこの雰囲気が良かったです。
種類によって価格が違うので、この紙に印をつけてもらい、最後にこれをレジに持って行ってお会計です。
新興食家
西環厚和街19號5-6地舗
※移転しました。旧店舗から徒歩1分とかからない場所です。
新興食家 新店舗
西環堅尼地城士美菲路8號地下C號舖
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