2013/03/13

2011年3月香港・マカオ旅行の記録

宿泊していたトレーダースホテルから徒歩15分の場所にある、新興食家に散歩がてら朝食を食べに行ってみました。早朝3時から営業していて、地元の常連客で混み合っているローカル色の強い飲茶のお店です。

満席で座る席を見つけられず困っていると、常連さんが席をつめてスペースを作ってくれました。

慣れない手つきで洗杯をしていると、同じテーブルの人たち皆に珍しそうに観察され、ひとりのオヤジが片言の英語で「日本人か?」「どうしてこの店を知ったのだ?」と尋ねてきました。「ホテル近くの飲茶のお店をOpen riceで調べたら、ここが出できて評価が高かったのです」というのをかいつまんで、「ネットで調べました」と答えると、妙に感心して、周りの人にも説明していました。他の人は比較的年配の人たちでしたが、「ネットにこの店が?」みたいに、ちょっと盛り上がっていました。


お店のおばちゃんたちがトレーに熱々の蒸篭を積んで、狭い通路を回ってきます。中身を確認し、欲しいものがあれば、テーブルに置いてもらいます。お店の奥にも出来上がった蒸篭がたくさん積まれているので、そこから取ってもよいみたいです。


テーブルに回って来た蒸篭を取ろうとすると、相席のおばちゃんが、「それよりもっとおススメのがあるヨ。もうすぐ蒸したてのが出て来るから待ちなさい。」と言う。広東語は全く分からないけれど、多分こんな感じのことを言っていたと思います。その後回って来た別の蒸篭を指して「これ?」と確認すると、「そうだ。それを食べなさい。」と。おばちゃんに従って、その中身が何だか分からない蒸篭を取ると、そのおばちゃんは何だか満足そうでした。


おばちゃんおススメは、これです。湯葉に包まれていますが、中身は何かは不明です。料理はどれも美味しかったですが、なによりこの雰囲気が良かったです。


種類によって価格が違うので、この紙に印をつけてもらい、最後にこれをレジに持って行ってお会計です。


見た目は観光客にはハードルが高そうですが、中に入ってしまえば常連さんたちがあれやこれやと世話を焼いてくれる優しいお店でした。

新興食家
西環厚和街19號5-6地舗

※移転しました。旧店舗から徒歩1分とかからない場所です。
新興食家 新店舗
西環堅尼地城士美菲路8號地下C號舖

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